令和5年度からの主な変更点
3月4日に厚生労働省老健局老人保健課から発出された『介護保険最新情報』(Vol.1209)で令和6年度の処遇改善加算制度の概要が明らかになりました。現行制度からの主な変更点は以下の通りです。
(1)現行の3加算(処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ等支援加算)から一本化(その上で、原則として新たに4つの区分が設けられる)
(2)加算率の引き上げ
(3)月額賃金改善要件の設定(現行のベースアップ等支援加算の考え方を踏襲)
(4)支給対象者の選定における制限緩和(支給対象者や配分については事業所の裁量が大きくみとめられます)
弊所のお客様への対応について
弊所では、来年度の処遇改善加算制度への対応として、以下の流れに沿って、サービスを提供してまいります。
(1)現行の加算取得状況、配分ルールの確認
(2)令和6年度以降に取得可能な区分(Ⅰ~Ⅳ)の確認
(3)新加算における加算金の概算把握および新加算(Ⅳ)相当額の算定
(4)月額賃金改善要件をクリアするための支給額の把握
(5)ベースアップのための仕組みづくり、キャリアパス見直し、その他規程の変更作業
(6)実質的に上位の区分を計画する場合の取組について整理
(7)職場環境要件クリアのための仕組みづくり、規程等の変更作業
(8)計画届作成
(9)スタッフへの周知文書の作成、説明
(10)実績報告に向けた制度運用支援
新規のお客様へ
新加算に関するご相談・ご依頼については、3月29日(金)17:00まで承ります。
こちらのフォームよりお問合せください。
お問い合わせの際に、お客さまの現状について(令和5年度の計画届、就業規則・給与規程の整備状況等)をお伺いした上で、ご提案・御見積金額を提示させていただきます。